『色を奏でる』
志村ふくみ著、ちくま文庫、1996年
読了
NHKのオンデマンド配信で日曜美術館が観られるようになっていたので黒田辰秋の特集回を視聴した。諸々、自分のやっていることはなんとまだまだ薄っぺらなのだろうと思ったのだが、その話はまたいつかの機会に譲るとして、志村ふくみさんが出演されていたのでこの本のことを思い出し、久しぶりに開いてみた。おそらく私が織りを始めた時に2冊目くらいに手にとって読んだ本ではないかと思う。色々と懐かしい。こういう時代だったなと思う。それに私は随分とこの本の影響をもしかしたら受けているかもしれなくて、大体自分一人で思いついたようなことでもどこかの何かの影響を受けているのかもしれないのだから、いつも謙虚でいようと思った。
本のカドがボロボロになっているのは、当時飼い始めた子犬がかじってしまったからで、それもこれも懐かしい思い出。