宮島沼 マガンのねぐらだち後
2024.4.23 4:43 撮影
宮島沼というのは北海道美唄市にある小さな沼で、春と秋のマガンの渡りの中継地の一つである。宮島沼についてご紹介したいと思い色々見てみたが一番分かりやすかったのはWikipediaだった。
朝のねぐらだちの様子は迫力があり、初めて見た時は訳もなく胸が震えて涙が出そうになった。このカバー写真を撮ったのは2024年で、この時は何故か一斉には飛び立たず、パラパラとだったが、後で聞くと沼にオジロワシがいたのだそうだ。一斉に飛び立たなかったのは危機回避のためだったのだろうか?だがこの写真には飛び立った後の静寂の様子が映り込んでいて、残っている数羽と空を飛ぶ3羽のマガン、雪の残る山、朝日の色とそれが沼面に映る様子などの全ての景色と構図が大変美しく奥行きがあり、私の中では2024年のベストショットである。
因みに2023年のねぐらだちの様子はこちら。
ねぐらいりもあります。
鳥にしてみれば、ただ単に食事に行き、そして帰ってくるだけの話なのだが、心が揺さぶられる。