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Site icon image雪草乃記-Ⅲ

Sessou-no-ki : Sessou’s Blog | 染織家・葛布帯作家 雪草のブログ

蜜蝋バーム

手指の乾燥やささくれ、ちょっとした擦り傷に蜜蝋バームがとても良いです。手先のガサガサは絹糸を痛めてしまうので、特に乾燥する冬は帯地の制作に欠かせません。

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蜜蝋バームのレシピはネットにいくらでも出ていますが、私は概ね蜜蝋4〜5g、ホホバオイル20〜25gくらいを目安にしています。香りづけに精油などを使用すると紹介されていることが多いですが、蜜蝋の香りが私は割と好きなので無くても特に問題ありません。

蜜蝋を今回手稲の「はちみつ屋さん」で購入しました。お父様の代から手稲の近辺で養蜂を営まれているとの事です。少しお話を伺うと色々教えて頂いて興味深かったです。中でも、養蜂は周りの植生と大変関わりが深く、蜂の数を適性に管理しないとならないとのことで、養蜂家同士連絡を取り合いながら、人と蜂と森林と、もちつもたれつの関係を長い時間をかけて築いているのだそうで、それを知らずに勝手に養蜂を始めてしまう人が界隈にいると、蜂達の気性が荒くなってしまったり、蜜が集まらなかったり、蜂の大量死に繋がってしまったりと、かなりの影響を受けてしまうとのお話が刺さりました。全てはシビアで微妙なバランスで成り立っている。そのバランスの中での無理のないものづくりをしたいと改めて思います。もしも今後札幌で葛布や葛蔓を利用する人がいらっしゃるならば、是非とも連絡を取り合い話し合いながらやっていきたいものです。