ミツバ、アサツキ、スギナ、タンポポ、ドクダミ、ハコベ、カキドオシ、ゲンノショウコ、ヨモギ、ミント類、半栽培の山ワサビやフキ、ほぼ自生化したニラやネギ、それらが混沌として雑多な我が家の庭は、食べきれないほどの野草、というか、食べ切るなんて烏滸がましく、ほとんど自然界からおこぼれ頂戴状態なのが本来の姿なのだろうと思うけど、この時期は何もしなくても勝手に生えてくるこれらがあるので、この時期は青菜の類をあまり買わない。特にネギ類は全く買わない。何とありがたいことだろう。
庭がない場合は仕方がないけど、せっかく庭があってもこれらをせっせと刈り雑草一つない畑にして野菜を植えたり、全部コンクリートで固めたり除草剤を撒いたりして野菜が高いだのなんだのと言いながら買ったりするのは、やっぱり流れとして不自然で、絶対騙されて搾取されているのではないかと毎度思う。
詳しいことは分からないので間違えているかもしれないが、一人一人が身の回りのものを目の届く範囲のことで賄うことを、少しずつでもできれば、経済はもっと小さくて良く、CO2排出も今よりは抑えられ、人口減を嘆く必要もないのではないか、ということもずっと考えている。
ちなみにゲンノショウコ とメマツヨイグサは大事な染料、経過観察のために植えた葛は3年目にしてやっと少し伸びてきて、今年はまだ芽吹いていない。